経営者向け 思考伴走 無料相談

column

社員が育たない原因は、
本当に社員でしょうか?

2026.7.2 Self Base コラム

社員が育たない原因は、本当に社員でしょうか? ― 何度教えても考えて動いてくれない、と悩む社長

こんにちは。Self Base の有村です。答えを教えるのではなく、対話を通して経営者の「思考の整理」に伴走しています。

「社員が育たないんです。」

「言われたことはやる。でも、自分で考えて動いてくれない。」

そんな悩みを抱えながら、日々会社を支えている社長はたくさんいます。

だからこそ、多くの方はこう考えます。

「もっと教え方を変えた方がいいのかな。」
「もっと厳しく伝えるべきなのかな。」

でも、私がまずお聞きしたいのは、違う質問です。

「育たない」とは、どんな状態でしょうか?

「育たない」と一言で言っても、思い浮かべる状態は人それぞれです。

・指示したことはやるけれど、指示がないと止まってしまう
・現場からの報告や相談が、なかなか上がってこない
・自分から「こうしませんか」という提案が出てこない

あなたの会社は、どれに近いでしょうか。

共通しているのは、社員が「考えていない」ように見えることです。

でも、本当にそうでしょうか。

もしかすると、「何を基準に考えればいいのか」が分からないだけなのかもしれません。

私が最初にする質問

もし、そんな社長からご相談をいただいたら、私はまずこう質問します。よくあるお悩みを、対話の形で再現してみます。

👷 社長

社員が育たないんです。

👩 有村

そうなんですね。どうしてそう思われたんですか?

👷 社長

言ったことはやってくれるんです。でも、自分で考えて動いてくれなくて…。

👩 有村

社長、一つ質問してもいいですか?

👷 社長

はい。

👩 有村

社長は、なぜこの仕事を始めたんですか?

👷 社長

子どもの頃に見た職人さんに憧れて。自分もあんな仕事がしたいって思ったんです。

👩 有村

その話、社員さんにされたことはありますか?

👷 社長

……そういえば、一度も話したことないですね。

👩 有村

社員さんは、社長の技術は見ています。でも、社長の想いは、まだ知らないのかもしれません。

👷 社長

なるほど……まずはそこから話してみます。

👩 有村

それだけでも、社員さんの受け取り方は変わるかもしれませんね。

技術は教えても、想いは伝えていなかった

社員は仕事のやり方を教わります。現場で必要な技術も覚えていきます。

でも、「なぜその仕事を大切にしているのか。」「社長は何を基準に判断しているのか。」そこまで知る機会は意外と少ないものです。

すると社員は、「言われたことをやる」ことはできます。

でも、「社長ならどう考えるか。」までは分かりません。

判断基準は、想いから生まれる

社員に「もっと考えて動いてほしい。」そう思うなら、やり方だけではなく、社長が何を大切にしているのか。その判断基準を言葉にすることも大切です。

社長の想いが伝わることで、社員は正解を覚えるのではなく、「考える軸」を持てるようになります。

最初の一歩は、大きな改革ではありません

会議を増やす必要もありません。新しい制度を作る必要もありません。

まずは一度、「なぜこの仕事を始めたのか。」その話を社員にしてみませんか。

社長にとっては当たり前の話でも、社員にとっては初めて聞く話かもしれません。

その一つの対話が、社員の判断や行動を変えるきっかけになることがあります。

もし、このまま変わらなかったら

社員は「言われたことをやるだけ」の状態から抜け出せず、社長は考え続ける負担を抱えたままになります。

気づけば、すべての判断を自分で抱え込み、「自分がやった方が早い。」そんな毎日が続いてしまうかもしれません。

だからこそ、社員を変える前に、一度立ち止まって、社長自身の考えを整理する時間が必要なのです。

まとめ

社員が育たない。そう感じたとき、社員を変える方法を探す前に、一度、社長自身の中を整理してみる。

そこに、次の一手が隠れていることがあります。

🌱 一人で考え続けていると、
気づけないことがあります。

私は答えを教えるのではなく、対話を通して、社長自身の中にある答えを整理する伴走者です。
思考を整理し、迷わず次の一手を打てる経営へ。

無料相談はこちら →

導入が決まっていなくても、ご相談いただけます。

← Self Base 経営者向け 思考伴走サービスについて詳しく見る